建物総合管理
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排水設備の不備や排水管理の不適正は、衛生害虫や悪臭などの発生の原因となり、 建築物およびその周辺の環境衛生を著しく悪化させる大きな要因となります。 槽からの溢水などの事故が起きた際には、入居者の営業活動に多大な被害を及ぼすだけでなく、 建物構造にもダメージを与えかねません。
通常、排水設備は人の目に触れる部分に設置されていないため、定期的な点検が行われていないケースが多々見られます。 建物用途に応じた排水の使用内容を調査し、適切な点検方法を御提案・実施することで、排水設備の不良による事故を未然に防ぎます。
排水槽(とりわけ汚水槽や厨房用排水槽)には、使用していく内に、ポンプで汲み上げることができない汚泥が溜まります。汚泥は、害虫の発生や悪臭の発生を招く要因となるだけでなく、排水ポンプの劣化促進に繋がるため、定期的な清掃が必要です。 東京都においては、「ビルピット対策指導要綱」により、4月ごとに1回、定期な清掃が望まれています。